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さとうめぐみ

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カテゴリ:着物( 91 )

今日、3月6日は二十四節気の3番目の節気「啓蟄(けいちつ)」です。

冬の間寒さを避けるために地中にもぐっていた虫達が春の気配を感じて地上に出てくる頃、という意味の「啓蟄」」は春を伝える暦の言葉としてよくニュース番組の天気予報などでも取り上げられるので、二十四節気の中でもポピュラーな節気名かもしれません。

「虫」という漢字はもともと「蝮(まむし)」をあらわした象形文字なので、啓蟄で目覚める生物には昆虫だけでなく、蛇や蛙などの爬虫類・両生類も含まれます。好き嫌いは別として生きとし生けるものすべてが生命エネルギーを感じて動き出す季節の到来です。
虫や爬虫類が好きな少女…といえば、「虫愛ずる姫君」を連想します。
平安貴族に生まれた姫君は女の子なのに毛虫や昆虫が大好き。姫君の乳母たちはこの奇行が将来の縁談に差し支えないかと日々気をもんでいますが、姫君は虫籠を片時も離そうとしない…やがてその虫籠のなかの毛虫たちは綺麗な羽を持つ蝶へと成長し、お転婆だった姫君も美しい姫となって心優しい貴族と結ばれる、という話です。

今日ご覧に入れるのは、そんなイメージの帯留。
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そして最後にちょっとした遊び心として、縮緬細工の蝶をお太鼓結びにした帯の中に隠し持って。
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巾着になっているこの縮緬細工はもともとはお琴の爪入れとして作られたものですが、巾着部分にはお香を入れて香り袋の代わりとして使っています。
奈良法隆寺門前にある古布の名店「おおたに」で購入しました。

「虫」といえば、「腹の虫」「虫の知らせ」「虫のいどころが悪い」「虫が好かない」などという言葉があるように、日本語では理性で説明のつかない感覚をいう時に「虫」という言葉を使いますね。
自分でコントロールすることのできない何か、これはまさに第六感「直感」。
二十四節気を通して自然に親しむことで自分の体の中に確かに存在する「虫」=「直感」に気づくことができるのです♪
自然の恵み、素晴らしいですね!

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2011-03-06 22:22 | 着物 | Trackback | Comments(0)
今日2月19日は二十四節気の「雨水」(うすい)です。二十四節気の着物コーディネートをご紹介します。
立春の次にやってくる雨水は、雪が解けて水になる、という意味でつけられた名称です。

かつて「雪が解けると何になる?」という有名大学付属小学校の入試問題が話題になったことがありました。学校側が想定していた答えは「水」。
でも、ある子どもが「春になる!」と答えて、大人たちが一本取られたという話です。雪が解ければ水になる、雪が解けたら春になる。この感性、いつまでも覚えておきたいものです。

それでは着物コーディネートの解説を。
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着物は青地に牡丹の花を描いた縮緬の着物。葉っぱがギザギザなのはアールデコの影響です。見方によっては雷の稲光にも見えるので、雪雷の季節に着ることもできます。
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帯は縮緬地に椿を描き裏に薄紫の繻子をつけた「腹合わせ帯」です。縮緬のふっくらとした風情が美しいのですがこの帯を〆ると胴回りが太くなるので、いつもより補正は薄めにしておきます。→このへんの匙加減が着付けの楽しさです。
写真は縮小して載せているため赤みがかった画像になっていますが、帯揚げと帯締めの色を白にしています。これで、「雨水」にちなんで「雪持ち」の雰囲気をプラス。帯まわりで「残り雪」を演出するのです。
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帯留は銀細工のチューリップ。花芯部分はルビーです。着物コレクターの大先輩・田中翼さんが「帯留には手を出すな」と教えてくれましたが、着物をコレクションして帯留も…となるとほんとにお財布にキビしい…それでもこの帯留はなぜか手が届くお値段だったので私の手元にやってきたのでした。
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半襟は今では再現不可能な細かい刺繍の薔薇の半襟。もちろんアンティークです。とある骨董市で同じ手法の半襟を大量に見つけ、一枚一枚丁寧に見ていったところ、作り手は神戸の「えり直」さんというところであることが判明。昭和のはじめの名店だということです。
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アップの写真もお見せしますね。
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バックは昭和初期の七五三用に作られた縮緬のカクテルバック。
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房を束ねている透明なものはビーズだと思いましたが、なんと水晶なんだそうです。これで3000円なり。
草履は「常履き(つらばき)」といわれるコルク台に畳表の草履。京都の「やや」さんオリジナルの鼻緒を誂えてすげてもらいました。
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 バックに少々時代のシミがあったので、縮緬でつくったチューリップのブローチをつけて隠してみました。小さな布の端っこに命を吹き込む職人技、素晴らしいです。

以上、春が待ち遠しいコーディネートでした。

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2011-02-19 06:32 | 着物 | Trackback(1) | Comments(5)
昨日は節分、みなさんは豆まきを楽しまれましたか?
私は毎年恒例高田馬場の穴八幡の「一陽来復」のお札をいただいてきて祀りました♪

豆まきで鬼を払って迎えるのが今日の立春(りっしゅん)、二十四節気の最初の節気です。
暦の上での四季のスタート、風水では「再生」「新しい運気のスタート」の日。

「立春」は太陽の高さが最も低くなる「冬至」最も高くなる「夏至」その間にある「春分」「秋分」という四つ=「二至二分(にしにぶん)」を基準として24に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」の最初の節気です。
一年365日を24等分にしているため、だいたい15日おきにやってくるこの「二十四節気」を意識すると、春夏秋冬のなかの微妙な季節の変化を感じることができるようになるので、ぜひ皆さんに親しんでもらいたいな~と思います。

「二十四節気」を身近かに感じてもらうアプローチとして考えたのがこの「二十四節季の着物コーディネート」。今年もワクワクでコーディネートをアップしていきますのでお楽しみに!
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今回のテーマは「立春大吉(りっしゅんだいきち)」。一年の始まりを祝うコーディネートです。
鶯色の綸子地に描かれているのは「梅」と「万年青(おもと)」という植物。

「梅」は厳しい冬を耐え百花に先駆けて咲くので別名「春告草(はるつげぐさ)」と呼ばれています。また読みの音から「産め」に通じるため、繁栄を象徴する花としても好まれています。

「万年青」は盆栽好きな方はご存知かもしれませんが、一般的にはあまりなじみがなくなってしまった植物の一種で、漢字があらわす通り「万年」「青」なので松などと同じく常緑の植物として縁起がいいとされてきました。明治時代はこの「万年青」の植木の品評会が盛んに行われ、株や金の取引のように相場がどんどん上がり、「万年青成金」まで登場したという歴史があります。たしか森鴎外の「雁(がん)」という小説の主人公、囲われ者のお玉さんの旦那がその「万年青成金」で、自分の毎月のお手当てと「万年青」の盆栽一鉢がそう変わらない値段だとしってやるせない思いになるという場面があったような気がします。
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この着物の面白さは、地色が「鶯色」というところです。そう、「梅に鶯」!鶯という鳥を描かずに一枚の着物に季節の取り合わせをしっかり表現している奥ゆかしさと洒落心に脱帽です。写真には写っていませんが八掛も「鶯色」なので、この着物を誂えた人はそのことを承知の上で洒落心を重ねたのだと思います。
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帯は黒の塩瀬地に「竹」「椿」「猫柳」そして「白梅」が刺繍されたもの。猫柳のふわふわ感が春を感じさせます。お太鼓に結んだ帯の垂れの部分にも「白梅」の一枝が刺繍されていて一枚の構図として完成された印象を受けます。「白梅」にちなんで、帯締めと帯揚は白にして統一感を出してみました。
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帯留は陶器製の「鈴」柄。鈴の音にかけて「今年もよく鳴りますように」…「今年も良くなりますように」の想いを込めて。
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半襟は真紅の縮緬に南天ほか植物の刺繍が施されたもの。「南天」は「難を転じる」の語呂合わせで縁起物として好まれてきました。この時期に使えば「一年の災難よけ」になるし、縁起物としての意味を重視すれば一年中使えるモチーフなので、「菊」や「紅葉」と一緒に刺繍されているわけです。
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この半襟を選んだもうひとつの理由が、この半襟の地色の真紅から「紅梅」を連想して、帯の「白梅」と対にしてみようと思ったからでした。着物のコーディネートは季節の花の色を差し色にもってくると不思議なくらいに収まりが良くなるのです。
 
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バックに一足早く桜の柄を取り入れると思わず「♪梅は咲いたか 桜はまだかいな」とお座敷唄が口をついて出てきそう…まさに「立春大吉」のコーディネートの完成です!

072.gif着物…綸子地 鶯色に梅と万年青柄
072.gif帯……塩瀬黒地に白梅・竹・猫柳・椿刺繍
072.gif帯留…陶器製鈴柄
072.gif半襟…縮緬真紅地に南天と季節の花の刺繍
072.gifバック…黒地に桜柄
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by migumeutosa | 2011-02-04 08:16 | 着物 | Trackback(1) | Comments(2)
今日は一年365日を約15日づつで分けて季節を表した二十四節気の最後
「大寒(だいかん)」です。
読んで字のごとく、一年で一番寒い日で、旧暦ではこの「大寒」の次の新月(2011年は2月3日~4日にかけて)を「元旦」とし、新しい年の始まりとしています。

一番寒い「大寒」を過ぎて「元旦」を迎えるからこそ「初春」や「迎春」という言葉がぴったりくるわけです。旧暦はやはり日本の風土・気候によく合っているのだなとあらためて思います。
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さて、一年で一番寒い「大寒」のコーディネートは「草原で春を待つ兎」のイメージでまとめてみました。クローバーとれんげが描かれた超キュートな着物。
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まるで竹久夢二の描く絵のような可愛さのこの着物、なんと「綿入れ」の着物なのです。「綿入れ」…そう「ちゃんちゃんこ」のように着物の表地と裏地の間にうすーく真綿(絹)が入れられていてとってもあったか。
その分着用すると着膨れして見えるのが難点なのですが、俳句の冬の季語に「着膨れ(きぶくれ)」があるので、それもご愛嬌ということで。
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 帯にはこれまた可愛い兎が、黄緑色・赤・桃色で描かれています。着物に描かれた春の野のクローバーを兎が食みにくる、帯留には四つ葉のクローバーをあしらって巡りくる春が幸せであるように願います。
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 半襟にも、クローバー。馬の蹄につける蹄鉄も西洋では幸せを運んでくるといわれているモチーフです。この半襟は竹久夢二が実際にデザインしたものを京都の刺繍屋さんに頼んで多少アレンジを加え復刻してもらった思い出の一枚です。刺繍屋さんもこのデザインの奇抜さに驚いていましたが、半襟一枚を見るだけで草原でクローバーを食む馬の様子がまぶたに浮かんでくる見事な意匠だと思います。
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(※この半襟は後にネット販売で大好評になったようですが、私はアイディアを提供しただけで特に恩恵はなし。残念でした。笑)
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バックは縮緬細工の手法「松かさつなぎ」で作られた巾着です。まつぼっくりのように見えるところから名づけられた手法で、日本古来のパッチワークです。明治時代は女学校の裁縫の時間にこうした小間物を作ったそうで、この巾着はその時の教科書を手本に縮緬細工を作り、骨董市で販売している方から購入しました。小さい布のきれはしをこんなに可愛い実用品にしてしまう手芸家さんの手は魔法の手だな~と思います。

足元は草原のイメージで緑にピンク。絨毯のような生地はヨーロッパのファブリックだそうです。(写真は一枚目参照)
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着物を着ていて一番寒く感じるのが襟足。ここが空いているから色っぽいのですが、「大寒」の寒さには耐えられません。そこで圧縮フエルトで作られた淡いピンクのケープで柔らかに首もとを包みます。

全体的にどこかおとぎ話のような、童話のような甘いコーディネートになりました。大正~昭和の始めは外国の文化が子どもの絵本などにも影響を与えた時代。まさにそんな時代を思い起こさせるコーディネートです。

これで、2010年2月4日立春から始まった二十四節気が一巡りしました。着物コーディネートもほぼ二十四コーディネートをご覧いただいたわけです。
二十四節気は自然の循環を感じさせてくれると共に、その時期を上手に過ごすための指針です。
二十四節気、一巡りの間にどんなことを考え、体験し、成長したでしょうか?そしてこれから巡り来る一年(二十四節気)はどんなふうに過ごしていきたいか…そんな想いを馳せてみましょう。

2月4日、二十四節気の最初の候「立春」、 旧暦新年が待ち遠しいですね。

072.gif着物…錦紗縮緬 クローバーとれんげ
072.gif帯 …腹合わせ帯 流水紋に兎
072.gif帯留め…アンティークの焼き物四つ葉のクローバー
072.gif半襟…塩瀬地 クローバーと蹄鉄刺繍
072.gif巾着…縮緬細工 松かさ巾着
072.gifケープ…圧縮フエルト製(現代)
072.gif草履…豆千代モダン(現代) 

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2011-01-20 08:40 | 着物 | Trackback | Comments(4)
今日は二十四節気の二十番目「小寒(しょうかん)」です。
「小寒」(しょうかん)は寒の入り、一年で一番寒い時期に突入です。年賀状を出し遅れた人は今日から「寒中見舞い」としてご挨拶するとよいでしょう。

今日のコーディネートは「2011年072.gifスポットライトを浴びる年」をテーマにコーディネートしてみました053.gif
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なんといってもポイントは色留袖の裾に描かれた「星にスポットライト」の模様です。
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ステンシルのようなタッチで描かれたこの斬新な柄!1920年代~30年代はソビエト・アメリカでロケットの開発が進み「宇宙旅行」が現実のものになるかもしれないという話題で持ちきりだった時代です。大正・昭和初期の日本はそんな大国の夢に憧れを抱き、着物という思いっきり日本的な衣装に宇宙への憧れを表現したのかもしれません。

裾に豪華な模様を配した色留袖が流行しだしたのは明治後期以後だといわれています。婚礼や祝いの席で記念の集合写真を撮るのが習慣になり、黒留袖よりもお洒落で座った写真でも美しく装っていることがわかる色留袖が定着したのだそうです。

それにしても、未婚既婚を問わない祝儀用の第一礼装の色留袖に、星と惑星を模ったリングにスポットがあたる…という大胆な柄つけを誂えるお洒落さんはどんな方だったのでしょうか、創造してみるのも面白いものです。きっと振袖姿の花嫁さんの隣で「次にスポットライトを浴びるのは私よ」と意気揚々としている元気なご令嬢だったのではないかしら。この着物の襟裏に使われているのはなんと緋縮緬。ずいぶんなお金持ちの誂え品だったことがうかがえます。
 
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さて、裾模様から引きで全体を見てみると、この着物は綺麗な抹茶色をしています。これを常緑樹で長寿の象徴「松」の緑に見立てて、帯には「竹」を。 
成長が早くまっすぐに勢いよく伸びる竹は健やかな生命力の象徴。竹の中にある空洞には清浄な「気」が宿るとされ、神事に用いられたり地鎮祭などで結界を張るのに用いられる特別な植物です。
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 「松」「竹」ときたらあとは「梅」。「梅」は「産め」に通じる縁起物ということで、半襟に「梅」の刺繍を持ってきておめでたい「松竹梅」の完成です。この半襟の刺繍は秀逸で、お正月にぴったりの羽子板(魔を撞き返す、という縁起)におめでたい「宝尽し文」(持てば何事も思いのままになる如意宝珠、体が隠れる隠れ蓑・笠、打てば宝が出る打出の小槌、財宝を守る土蔵の鍵、砂金の入った金嚢、金を計る分銅) などなど、これでもか、というくらい縁起のいいモチーフがびっしりと刺繍されています。これもお大尽のお嬢様が誂えた特注品だろうな、と思いをはせながら組み合わせてみました。
 
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お嬢様の正装になるように、特別に柘榴柄の筐迫(はこせこ)を添えて。平打ちの銀細工のビラビラ(正式名称です)がまぶしく美しいですね。

バックは花の王者と呼ばれる牡丹柄の生地で仕立てたものを添えて。
全体的にシックな装いになったので、「お正月」の華やかな色、真紅を帯揚げと帯締めにあしらって色っぽさと華やぎを加えてコーディネートの完成です。着物姿をお洒落にするコツは「季節の色」をコーディネートに加えること、これがポイントです。
 
装うことで新年を寿ぎ、縁起を担いで一年を良い年にしようとしてきた古の人たちに倣ってこの着物をまとえば、去年以上に手帳セラピーに「スポットライト」が当たるような気がします♪
そうそう、この「その気になる」ことが大切なんです☆
今年も二十四節気の着物コーディネート楽しみにしていてくださいね!

072.gif着物 手鞠紋錦紗地 抹茶色に星とスポットライト
072.gif帯 黒塩瀬地 赤竹染め帯
072.gif半襟 縮緬地 羽子板に梅と宝尽くし
072.gif筐迫 繻子地 柘榴柄
072.gifバック 縮緬地 牡丹柄

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2011-01-06 10:00 | 着物 | Trackback | Comments(4)
昨日12月7日は大雪(たいせつ)でした。
紅葉は朝晩の冷え込みで色づくといいますが、その紅葉もそろそろ散り時、本格的な冬の到来ですね。
大雪から冬至までは陰陽五行で言うとどんどん「陰」が強まっていく時。昼も短く、寒さも厳しくなるので自分自身に優しくし、心と体に栄養を与えると良い時期です。 
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着物では、「しぼ(糸の縒りによって生まれる生地の凸凹感)」の大きな縮緬地が着たくなる季節です。縮緬地はしっとりと体に吸い付いてくれるので、着ていて温かい感じがします。

今回のテーマは、「年の瀬にやさしく自分を包みこむ」
大正ロマン全開のしっとりとしたコーディネートでまとめてみました。
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着物は黒い縮緬地に「散り紅葉と雪輪」。寒風で木から落ちた紅葉と、雪の結晶をデザイン化した雪輪が一枚の着物の上で重なり合って、晩秋から冬への移り変わりを見事に表現しています。 
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やさしくやさしく体を包み込みたいので、帯もあえて着物と同じ素材の縮緬地の昼夜帯を合わせてみました。着物の雪輪と帯の地の色が同じなので、素材が同じもの同士を組み合わせても違和感なく、大正ロマンらしい「溶け溶け」のやさしいコーディネートになります。

縮緬地という純日本的生地にアールデコの花模様が描かれているのがポイント。さらに、よく見ると三角模様の中にさらに三角模様がいっぱい。これは「鱗柄」といって蛇の鱗を表しています。蛇が脱皮しながら成長することにあやかって、厄年の女性が身につけると厄を免れるということで、昔から和装品に多く用いられてきた模様です。

また、歌舞伎や舞踊で知られる「京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)」、通称「安珍と清姫(あんちんときよひめ)」の清姫の帯の模様も鱗柄です。これは、道成寺の美男僧安珍が、寺の戒律を言い訳に清姫との結婚の約束を破ったことから清姫は妄念の鬼(蛇)になる、というストーリーを暗示する衣装の工夫となっています。歌舞伎は衣装に着目すると、大体のお話がわかるようにできているところが面白いです。

着物と帯が淡い感じに溶け合うコーディネートなので、帯揚げには真っ赤な縮緬をあしらってアクセントにしています。この赤を「紅葉」の赤と解釈してもいいし、「陰(籠もるエネルギー)」が極まるこの時期に「陽(生命エネルギー)」を補うことをイメージしていただいてもいいかとおもいます。 

年末からお正月にかけて街に「真紅」が増えるのはきっと、足りない太陽の光を自然と色で補おうとする人間の知恵なのだと思います。
 
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 そこで、巾着にも「真紅」が使ってあるものをセレクト。巾着の模様は「ふくら雀」。「福良雀」とも書くこの文様は、寒い中稲穂をたくさん食べて丸々と太った寒雀を図案化したもの。和のデザインには可愛いものがたくさんありますね。この雀、なんと贅沢に縮緬の「押絵」でできているのです。年の瀬になると各地で「羽子板市」が開かれますが、「邪気をはね除ける」縁起物羽子板には縮緬の押絵がつきもの。縮緬の着物は高価で日常着としては着られない分、面積の小さな押絵で楽しんだのだと思います。それくらい縮緬という生地は日本人にとって特別な思い入れのある生地なのかもしれません。 
 
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「お洒落は足元から」の草履の鼻緒も「真紅」。黒いエナメルに繊細な刺繍の鼻緒は長年イメージしていたもの通りのものを浅草長谷川商店さんで誂えました。市価の三分の一で、懐もあったかくなりました053.gif
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そして、前回の「小雪」でご覧に入れた半襟をあわせて、「小雪」×「大雪」、おおゆきこゆき縮緬づくしのほっこりコーディネートの完成です☆
072.gif着物…黒縮緬地に散紅葉と雪輪
072.gif帯……縮緬地にアールデコ花模様と鱗柄
072.gif帯揚…真紅の縮緬地
072.gifバック…縮緬の巾着 ふくら雀の押絵 (現代物 京都くろちく)
072.gif草履…黒エナメル台に刺繍鼻緒(現代物 浅草長谷川商店)
072.gif半襟…黒縮緬地 冬木立に小雪 刺繍半襟

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2010-12-08 09:13 | 着物 | Trackback | Comments(1)
 昨日は二十四節気の小雪(しょうせつ)でした。
霜降→立冬→小雪とだんだん冬へと向かうこの時期、小雪がチラついてくる頃とされてついた名前でしょう。たしかにここ数日の冷え込みは冬到来を感じさせます。放射冷却現象で遠くの山並みが美しく見え、朝の空気も冴え冴えしていますね。

さて一日遅れとなりましたが、今日は「小雪」の雰囲気にぴったりの半襟をごらんにいれます。
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黒い縮緬地に純白の絹糸で木々に小雪が降る風情を刺繍した半襟です。まさに「小雪」という言葉を具象化したこのデザインは昔の人の想像力の素晴らしさを感じさせてくれます。
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この半襟もアンティークなのですが、どこかミナ・ペルホネン(洋服のブランド)のイメージとも似ています。ミナのデザイナーの皆川明さんはアンティーク着物が大好きで自らのデザインのインスピレーションをお祖母様の着物から得ているというインタビューを読んだことがあります。
「可愛い」ものをに反応する心、そして繊細な手仕事をまとう喜びはきっと昔も今も変わらないのですね。
 
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外国人の友人はこの半襟を見て、
「とってもキュート!053.gif半襟は着物を着てしまえば数センチしか見えないというのに、丁寧に刺繍までするなんて贅沢!しかも、15センチ×1メートル弱のなかに完璧に構図が収まっているのも素晴らしい!そして実際に使うと左右対称の芸術になる!」
と言葉を尽くして絶賛、異文化から見えてくる評価に半襟の面白さを再発見させてもらいました。

私の半襟コレクション、これからもどんどん公開していきますのでお楽しみに053.gif
さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2010-11-23 12:03 | 着物 | Trackback | Comments(0)
11月7日に「立冬」(りっとう)を向かえ、いよいよ暦の上での冬となりました。
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11月といえば七五三の時期、可愛らしく装った女の子や凛々しい袴姿の男の子たちが千歳飴を片手に神社に参拝するのが慣わしとなっています。
三歳は伸ばした髪を整える「髪置きの儀(かみおきのぎ)」、五歳は袴を着けはじめる「着袴の儀(ちゃっこのぎ)」七歳は着物の付け帯を外して正式な帯を〆る「帯解きの儀(おびときのぎ)」という室町時代ころ武家や公家で始まった三つの儀式が江戸時代に統一され「七五三」となりました。
「七歳までは神の子」という言葉があるように、昔は医学が未発達で七歳までの子どもの魂は幽界に戻りやすいと信じられていました。そこで三歳・五歳・七歳という陽の数字の奇数歳を迎えられたことをきちんと祝うことで神に感謝するということになったのです。
 
今回ご紹介するのは三歳の年参り用の着物です。大正ロマン×アールデコの雰囲気が濃厚な錦紗縮緬の一ツ身(ひとつみ)の着物。木枯らしの中の参拝でも寒くないように、と薄綿が入っています。ふかふかで暖かそうなこの着物を触るたび、今も昔も変わらない親心の温かさを感じます。
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 三歳児はまだ胴が短く帯を〆ることができないので、着物に付紐がしてあって着たら紐を蝶結びにするだけの簡単着物なのですが、その紐までがひよこ色の縮緬なのが贅沢ですね。さらに正式な場所に行く場合はこの上に「被布」というベストのようなものを重ねて幼児の正装が完成するのです。
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 こんな可愛らしい着物を着せてもらって、おまけにちょっと口紅なんかをつけてもらったら小さい女の子は大喜びでしょうね、装う楽しさの虜となるでしょう。

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2010-11-09 12:04 | 着物 | Trackback | Comments(4)
今日は旧暦の九月九日、重陽の節句(ちょうよう)の節句です。
秋の夜長、まもなく訪れる十三夜(じゅうさんや)とあわせたアンティーク着物コーディネートをお楽しみください。
 
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①重陽(ちょうよう)
重陽とは、旧暦の9月9日をさす言葉で、最大の陽数「9」がふたつ重なることからとてもめでたい日だとされてきました。

重陽の節句は元旦・桃の節句・端午の節句・七夕の節句と続く五節句の最後の節句で、古来より菊を浮かべたお酒を飲んで長寿を願う風習などが行われていましたが、なぜか五節句のうちでは最も廃れた節句になっているのが現状です。
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別名「菊の節句」とも呼ばれることにちなんで、鮮やかな菊の模様のキモノをベースにコーディネートを組み立てていくことにします。

十三夜(じゅうさんや)…新暦10月20日
「あれれ?お月見は9月の十五夜じゃないの?」

いえいえ、お月見は中秋の名月(十五夜=芋名月)と翌月の十三夜(後の月=栗名月)の2回行うのが日本式の正しいお月見なんです。
平安時代から、どちらか一方しか見ない「片見月(かたみづき)」は縁起が悪いとされ十五夜と十三夜を同じ場所で同じ人とその両方を鑑賞すると願いが叶うと云われてきました。
考えてみれば、二ヶ月続けて同じ場所、同じ人とお月見ができること自体、幸せなことですね♪
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満月の十五夜のみを鑑賞する風習は中国や韓国にもありますが、満ちる少し前の十三夜を見るというのは「万物流転(物事はすべてまわりまわるもの)」であり、「完全なもの」ばかりを好まない日本独特の考え方によるものでしょう。
 
「十三夜」といえば、5千円札の肖像として知られる明治時代の作家樋口一葉に同名の小説があります。

貧乏士族の娘お関が高級官吏原田に見初められ結婚するも、冷酷な夫の仕打ちに耐えかね家を出るのが十三夜。偶然乗りこんだ人力車を曳いていたのはなんと、昔互いに想いあった男・録之助であった。
自分が結婚したことから録之助が自棄をおこし、落ちぶれた生活をしていることを知ったお関は、原田の妻としては被害者である自分が録之助を破滅させた加害者であるという運命の不可思議さを感じ、欠けた月の光を浴びながら原田の家に戻っていく…

と、重~い物語でありますが、明治時代の十三夜の風俗がよく描かれている作品です。

さて、月見といえば「兎」がつきものですが、最後にその謎解きを。
古代中国では月の模様を兎に見立て、月では兎が不老不死の薬を壷で搗いているという言い伝えがありました。日本では満月のことを「望月(もちづき)」とも言うので、それが「餅つき」になり、月では兎が餅を搗いているということになったのだそうです。
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この季節ならではの月と兎、可愛らしいモチーフを存分に楽しみたいですね☆

072.gifキモノ…錦紗地 菊と紅葉柄着物(大正時代)
072.gif帯  …錦紗地 満月に兎餅つき柄
072.gif半襟 …縮緬地に乱菊の刺繍
072.gif帯留…縮緬製 黒い兎のブローチを帯留に加工
(以前京都旅行に行った際、四条の井澤屋さんの店頭で買うかどうか迷っていたら、「黒い兎は珍しいから買っておけば?」と彼に勧められて買ったもの。1500円でした~買って正解!お気に入りの小物です053.gif)

さとうめぐみ
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by migumeutosa | 2010-10-16 20:17 | 着物 | Trackback | Comments(2)
今日は処暑(しょしょ)です。処暑の「処」の字はもともと「来て止まる」という意味だとか。
そこから派生して処暑は夏の終わりを意味する日です。秋の台風シーズンに向けて庭木の手入れをして姿を整える作業や、花火を上げて「来て止ま」っていた精霊を天に帰す行事が各地でとり行われます。

着物の世界では「麻は処暑まで」という言葉があり、いくら残暑が厳しくても処暑を過ぎて麻の着物を着るのは寒々しい感じがすることを見事に言い表しています。
近年大流行している小千谷縮の元となる苧麻(ちょま)の産地、福島県昭和村では夏の入りの小満の日に麻畑を焼いて丈夫な麻を育てるという風習がありますが、麻という生地はつくづく「夏の生命を着る着物」だと思います。だから、秋風を感じる頃にはすっぱりと麻とはお別れし、着物好きのもうひとつの楽しみであるお家でのお洗濯を済ませて来年を待つのがふさわしいのでしょう。
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今回のコーディネートは「麻(夏)のお別れ」がテーマ。大好きなドキュメンタリーえ映画「ヨコハマメリー」です。
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ワイングラス柄の麻の着物にレースの帯、手にはハンカチ、頭にはアンティークのストローハット、と和洋折衷のスタイルで去りゆく夏の物語を膨らませ、知る人ぞ知る伝説の娼婦「横浜メリー」さん別名「白いメリーさん」へのオマージュにしてみました。

1940年8月15日の敗戦を境に、出会いと別れを繰り返したハマのメリーさんは貴族のような真っ白なレースのドレスを身にまとって横浜の夜の街に立っていたといいますが、「愛しい米将校を波止場で見送る横浜メリーさん」が着物を着ていたらこんなスタイルだったかもしれないとイメージしてみました。
去りゆく夏と同じ夏はもう二度とは帰らない。故郷に帰っていった将校のように…

メリーさんは伊勢佐木町の松坂屋の楽器売り場のピアノで「海」という童謡の
♪「海は広いな大きいな~行ってみたいなよその国」
というフレーズを繰りかえし繰りかえし弾いていたそうです。このコーディネートは、そんなメリーさんと童謡の悲しくロマンチックな挿話からの着想です。

着物は大正末~昭和初期の麻の着物。ワイングラスの模様という斬新なデザインに驚かれるかもしれませんが、こうしたデザインの面白さがアンティークキモノの醍醐味なんです!昔の人は遊び心があったんですね。
この着物を見て
「麻の着物は硬くて、さわり心地が良くないし、薄物みたいな色っぽさに欠ける!」
と不服を言ったメンズがいましたが、デザインの面白さには感心していました049.gif

 920年代~1930年代にかけて世界中で流行したアールデコのデザインがこうして夏の着物に取り入れられたのには理由があります。
「流行は夏物から」という言葉は現代のファッション業界でも言われていますが、それは夏物の着物は裏地が要らないため、比較的安価に作ることができるので奇抜なデザインの物も面白がられて流通したから。
しかし、昔も夏は暑かった!きっと毎年流行の柄の着物を数枚だけ手に入れて、徹底的に着倒したのでしょう、だから現在着られる形で残っている夏物はとても少なく、希少価値があるのです。

帯はアンティークの白いレースの帯、ちゃんと絹製です。夏でも涼しくしめられ、かつ正装にも対応する二重太鼓に見えるような「トンネル仕立て」という仕立て方になっています。

帽子は天の空いたアンティークのカクテルハット。シルクのリボンがいい感じに色褪せて、女性の帽子はファッションの一部だからというレディファーストな理由で、室内でも着用が認められた1920年代の雰囲気をよく伝えています。

手に持ったハンカチは実はシルク100%の白いポケットチーフ。可愛らしい少年は船乗りを目指しているのか望遠鏡を生き生きとした顔で覗いています。

そして帯留が今回のメイン、「パイプを加えたマドロスさん」なんです。隻眼で片目に眼帯をつけたクールな姿に一目惚れ。旧東ドイツ製のブローチを帯留代わりに使いました。
 昔、横浜の港の娼婦たちは皆、万国旗を染めた真っ赤な長襦袢を持っていたといいます。ナイトガウン代わりにそれを羽織っては、一晩だけの夫に生国を指ささせてコミュニケーションをとったとか。それさえ判ればあとはボディランゲージ!もう言葉はいらないものよ…そんな艶っぽい話が思い出されるブローチです。
 
 着物というと「和の文化」というイメージが強いですが、時代とテイストさえ合えばどの国のものとも合わせることができる、世界調和の衣装でもあるのです。

072.gif着物  麻地 ワイングラス柄着物
072.gif帯   白地レース帯
072.gif半襟  1940年代のアンティークレース さくらんぼ柄
072.gif帯留  旧東ドイツ製ブローチを転用
072.gif帽子  アンティークのカクテルハット
072.gifバック 2008年のホコモコラ製

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※最後まで自分でいることをやめなかった孤高の娼婦の生涯を感動のインタビューで綴ったDVD「ヨコハマメリー」ぜひごらんください!
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by migumeutosa | 2010-08-23 13:34 | 着物 | Trackback | Comments(2)
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