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110219 二十四節気②雨水の着物コーディネート アーカイヴ
今日2月19日は二十四節気の「雨水」(うすい)です。二十四節気の着物コーディネートをご紹介します。
立春の次にやってくる雨水は、雪が解けて水になる、という意味でつけられた名称です。
かつて「雪が解けると何になる?」という有名大学付属小学校の入試問題が話題になったことがありました。学校側が想定していた答えは「水」。
でも、ある子どもが「春になる!」と答えて、大人たちが一本取られたという話です。雪が解ければ水になる、雪が解けたら春になる。この感性、いつまでも覚えておきたいものです。
それでは着物コーディネートの解説を。

着物は青地に牡丹の花を描いた縮緬の着物。葉っぱがギザギザなのはアールデコの影響です。見方によっては雷の稲光にも見えるので、雪雷の季節に着ることもできます。

帯は縮緬地に椿を描き裏に薄紫の繻子をつけた「腹合わせ帯」です。縮緬のふっくらとした風情が美しいのですがこの帯を〆ると胴回りが太くなるので、いつもより補正は薄めにしておきます。→このへんの匙加減が着付けの楽しさです。
写真は縮小して載せているため赤みがかった画像になっていますが、帯揚げと帯締めの色を白にしています。これで、「雨水」にちなんで「雪持ち」の雰囲気をプラス。帯まわりで「残り雪」を演出するのです。

帯留は銀細工のチューリップ。花芯部分はルビーです。着物コレクターの大先輩・田中翼さんが「帯留には手を出すな」と教えてくれましたが、着物をコレクションして帯留も…となるとほんとにお財布にキビしい…それでもこの帯留はなぜか手が届くお値段だったので私の手元にやってきたのでした。

半襟は今では再現不可能な細かい刺繍の薔薇の半襟。もちろんアンティークです。とある骨董市で同じ手法の半襟を大量に見つけ、一枚一枚丁寧に見ていったところ、作り手は神戸の「えり直」さんというところであることが判明。昭和のはじめの名店だということです。
アップの写真もお見せしますね。

バックは昭和初期の七五三用に作られた縮緬のカクテルバック。

房を束ねている透明なものはビーズだと思いましたが、なんと水晶なんだそうです。これで3000円なり。
草履は「常履き(つらばき)」といわれるコルク台に畳表の草履。京都の「やや」さんオリジナルの鼻緒を誂えてすげてもらいました。

バックに少々時代のシミがあったので、縮緬でつくったチューリップのブローチをつけて隠してみました。小さな布の端っこに命を吹き込む職人技、素晴らしいです。
以上、春が待ち遠しいコーディネートでした。
さとうめぐみ
立春の次にやってくる雨水は、雪が解けて水になる、という意味でつけられた名称です。
かつて「雪が解けると何になる?」という有名大学付属小学校の入試問題が話題になったことがありました。学校側が想定していた答えは「水」。
でも、ある子どもが「春になる!」と答えて、大人たちが一本取られたという話です。雪が解ければ水になる、雪が解けたら春になる。この感性、いつまでも覚えておきたいものです。
それでは着物コーディネートの解説を。

着物は青地に牡丹の花を描いた縮緬の着物。葉っぱがギザギザなのはアールデコの影響です。見方によっては雷の稲光にも見えるので、雪雷の季節に着ることもできます。

帯は縮緬地に椿を描き裏に薄紫の繻子をつけた「腹合わせ帯」です。縮緬のふっくらとした風情が美しいのですがこの帯を〆ると胴回りが太くなるので、いつもより補正は薄めにしておきます。→このへんの匙加減が着付けの楽しさです。
写真は縮小して載せているため赤みがかった画像になっていますが、帯揚げと帯締めの色を白にしています。これで、「雨水」にちなんで「雪持ち」の雰囲気をプラス。帯まわりで「残り雪」を演出するのです。

帯留は銀細工のチューリップ。花芯部分はルビーです。着物コレクターの大先輩・田中翼さんが「帯留には手を出すな」と教えてくれましたが、着物をコレクションして帯留も…となるとほんとにお財布にキビしい…それでもこの帯留はなぜか手が届くお値段だったので私の手元にやってきたのでした。

半襟は今では再現不可能な細かい刺繍の薔薇の半襟。もちろんアンティークです。とある骨董市で同じ手法の半襟を大量に見つけ、一枚一枚丁寧に見ていったところ、作り手は神戸の「えり直」さんというところであることが判明。昭和のはじめの名店だということです。

アップの写真もお見せしますね。

バックは昭和初期の七五三用に作られた縮緬のカクテルバック。

房を束ねている透明なものはビーズだと思いましたが、なんと水晶なんだそうです。これで3000円なり。
草履は「常履き(つらばき)」といわれるコルク台に畳表の草履。京都の「やや」さんオリジナルの鼻緒を誂えてすげてもらいました。

以上、春が待ち遠しいコーディネートでした。
さとうめぐみ
by migumeutosa
| 2011-02-19 06:32
| 着物
|
Trackback(1)
|
Comments(5)


素敵です!
わたしも着物が好きなので先生のコーディネートで夢がふくらみます
わたしも着物が好きなので先生のコーディネートで夢がふくらみます
0

めぐみ先生こんにちは。
質問です。
シンクロ手帳P15について。
ナビでのアドバイスにより、私は出来事を書いていこうと思っていますが、今日の雨水に立春からのことを書きはじめるのがいいのか、0度の春分から清明の出来事を書きはじめるのがいいのか…どちらがオススメなのでしょうか。
よろしくお願い致します。
質問です。
シンクロ手帳P15について。
ナビでのアドバイスにより、私は出来事を書いていこうと思っていますが、今日の雨水に立春からのことを書きはじめるのがいいのか、0度の春分から清明の出来事を書きはじめるのがいいのか…どちらがオススメなのでしょうか。
よろしくお願い致します。
亀ちゃんさん
「立春」が二十四節気の始まりなので、二番目の節気=今日の「雨水」に「立春」からの15日間の出来事を書くのがオススメです!
次回から着物コーディネートの冒頭に、ナビゲート付けますね!有意義な質問ありがとうでした!
「立春」が二十四節気の始まりなので、二番目の節気=今日の「雨水」に「立春」からの15日間の出来事を書くのがオススメです!
次回から着物コーディネートの冒頭に、ナビゲート付けますね!有意義な質問ありがとうでした!

二十四節気のコーディネート、着こなしの細部に四季感を散りばめる
様に毎度感動して見ています。
私も手帳を使い始めてから二十四節気への意識を高めるべく
二十四節気の各々に色のシールを貼って、ひとつひとつの意味を
噛みしめていこうと思っています。
亀ちゃんさんへのアドバイス、私も活用させていただきます!
様に毎度感動して見ています。
私も手帳を使い始めてから二十四節気への意識を高めるべく
二十四節気の各々に色のシールを貼って、ひとつひとつの意味を
噛みしめていこうと思っています。
亀ちゃんさんへのアドバイス、私も活用させていただきます!
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