130725　祇園祭で舞妓体験〜髪型編〜

40歳にして舞妓体験という赤っ恥に踏み切ったのは、祇園祭の時にしかできない髷を体験してみたかったから！

7月15日の宵々山、16日の宵山、そして17日の山鉾巡行の３日間だけ結える髷が「勝山」(かつやま)です。
「勝山」は江戸時代の遊女・勝山が結ってお洒落！と評判になった髷なのですが、春を売る女性の真似はNGということでお祭りの期間だけ舞妓にも解禁になったそうです。
※江戸時代の遊女(花魁)といったら、美貌と教養を兼ね備えたスーパースターです。

舞妓変身処「花風」では、ちゃんと「勝山」の半かつらも用意してありました。
ひとつしかないかつらをN姉さんに譲ってもらっちゃいました。




というわけで、年上のN姉さんが
年少の舞妓の髪型である「割れしのぶ」

私が年長の舞妓の髪型の「おふく」で後ろが勝山髷
の半かつらです。

並んだ後ろ姿写真をみてもらってわかるように、若い「割れしのぶ」のほうが、緋鹿の子(布)を多用していたり、全体がまるくてころんとした印象で若々しく見えますね。
歴史に裏付けされた「見た目」マジック！

でも、前を向くと白粉が割れてて、リアル「お化け」です（笑）
この夏話題の映画「ローンレンジャー」のジョニー・デップのメイクみたい。

※後で芸妓さんの本を読んだら、びんつけ油を顔に塗る前に、油分の多いクリームを塗るとしっとり長持ちすると書いてありました。

つづく…


さとうめぐみ