180110　質問＆回答　「土用」の過ごし方について

毎月10日恒例の質問＆回答コーナーです。
有希さんから
「旧暦土用の過ごし方」
に関する質問が届きましたので、
以下に回答をします。

「ひとりの質問はみんなの質問」
としてみなさんのお役に立てばうれしいです。

【回答】
旧暦土用の過ごし方！
良い質問ですね！！

さてみなさん、体調はいかがですか？
まわりに風邪などひいている人も多いのでは？

「季節の変わり目だから仕方ない、っていうけど
季節の変わり目が最近分かりにくすぎる！
変わり目っていつ？」

そんな疑問にこたえてくれるのが旧暦です。

ブログやメルマガで何度かお伝えしているように、
旧暦には季節の変わり目の目安が明確にあるんです。

それは「土用」。
一年を四分割する立春・立夏・立秋・立冬の「四立（しりゅう）」
の18日前からを土用として、
次の季節を迎える準備期間にする
という暦の知恵があるのです。

夏の土用は有名だけど、あとの三回、春秋冬も意識してみてくださいね。

今回は「冬の土用」。

1月17日から土用入りし、
立春2月4日までの18日間が土用の期間です。

去年体調を崩し始めた時期を手帳で確認してみると、
暦と心身のシンクロに気づけるかもしれません。

さっそく手元の手帳をひらいてみてくださいね。

２月4日に始まる春へのむけての衣・食・住、全ての生活環境、
気持ちなどなど調整を心がけていきましょう。

また、土用のこの時期は、物事を変化させる力が大きいので、
土台づくりに関わること（造作、修繕、柱立、礎）は全て慎むべき
とされている地方もあります。

始めたい時が始めどき、とオススメしてる手帳セラピーですが、
手帳を使って暦とシンクロしはじめると自然とこの時期は
調整モードになってくるはずです。

今は、「養生」しつつ来るべき冬のモードに乗るイメージングをするとよいですよ♪

※手帳セラピーを一年二年と続けていると自分だけのアップダウン周期が
見えてきて、ある法則性が発見できますよ♪

みなさん、参考にしてみてくださいね！

さとうめぐみ