191214　京都・南座顔見世興行「仮名手本忠臣蔵」

🌔2019年12月14日（旧暦十一月十八日）
十二月十四日といえば、「赤穂浪士討ち入りの日」
京都・南座では、ご当地にふさわしく
「仮名手本忠臣蔵」〜祇園一力茶屋の場〜
が上演されています。

役者の契約更改といわれる「まねき」、南座ならではの「竹馬」、風情がありすね✨

12月半ばというのに雪の中の討入り…

江戸時代が今に比べて寒かったのではなく、 
事件の起こった元禄十五年十二月十四日は、
新暦に換算すると、
1703年1月30日（31日未明）
なんですね。

1月ならば雪が降って音が消される、満月なら提灯も要らない…
大石内蔵助（大星由良之助）たちが考えに考えた自然条件がそろった夜でした。
雪の中の討ち入り、吉良上野介の首級を挙げて、満月🌕の月明かりに照らされて泉岳寺までの行進…の名場面は、
旧暦をもとにしてこそ、なのです。
やっぱり忠臣蔵は面白い！

さとうめぐみ

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